散歩中に暫くぶりに知人にあった。積もる話は山ほどあるが、まずはお互いに元気に過ごしていることに満足であることに話しが一致した。
その知人は昨年の夏休み休暇を利用して家族で北海道に旅行してきたとのこと。主に道東の方を訪れたそうで、私も妻と何回も行った 「とかち帯広空港」 のことなどの話しで私も懐かしくその当時を想い出いした。
その話しの中で 「空港に駐機している航空機のエンジンがクルクルと回っていたが、あれはどうしてなの?」 と聞かれた。これはよく見ることだが、あまりエンジンには関心が無い人が多いので 「何故か?」 と疑問を持たないのが普通だが知人にとっては不思議な光景だったのだろう。
エンジンの構造などを話さないと判りずらいが 「エンジンを始動していないのに回っているのはファンブレードと呼ばれる回転体で、おそらくは風の力で回っていたのでしょう」 と、答えたがあまり理解してもらえないようだった。
ジェットエンジンと一言で言っても、実はいろいろな種類があるが、それには 「ターボジェットエンジン」 「ターボファンエンジン」 「ターボプロップエンジン」、 そして 「ターボシャフトエンジン」 などがあります。
今の航空機のエンジンはほぼ全てが 「ターボファンエンジン」 で、低圧系と高圧系の二つの回転体があり、前方に見えるのが低圧系で、私たちが空港で見えるのは低圧系のファンブレードです。
低圧系は手で回せば簡単に回転する、いわば風車のように回る軽い回転体だが、高圧系は目視では見ることはできません。だから空港で風が吹けば低圧系は自然と回転するのです。
エンジン前方は見ることができますが、もしエンジン後方を覗くことができたら 「タービンブレード」 も回転しているはずです。 「ファンブレード」 と 「タービンブレード」 はシャフトで直結されていてそれが低圧系を構成しています。
後日、知人にメールを送り私のホームページ 飛夢人のひとり言 にも 「ジェットエンジンとは」 のページもあるのでそれを参照することを薦めましたが、判ってもらえたでしょうか??
今日も 航空自衛隊ホームページ (スペシャルコンテンツ ) からダウンロードした自衛隊機の画像を紹介します。
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